夏期アメリカ英語研修

福田 咲紀 医学部生命科学科(2014年度入学)

今回の留学は、英語でのコミュニケーションスキルだけでなく論文やプレゼンテーションなどのアカデミックなスキルを英語で身に付けたいという思い立って決めた。だが、このプログラムに参加したことでこれらのスキルを学べただけでなくたくさんの人と出会い、世界中に一生の友達ができたことは私の一番の宝物となった。

アメリカ人の家庭にホームステイし、クラスには日本人以外に台湾・インドネシア・バーレーンからの学生もいたため、私は一日中英語しか使えないという環境に置かれていた。最初のうちは自分の話す英語に自信がなく、会話は早く切り上げたいと思っていた。しかし、クラスメイトと仲良くなるにつれて何としてでも伝えたいという気持ちが強くなり、どんどん話すようになった。毎日ランチタイムはキャンパスに広がる芝生で、クラスメイトと一緒にしゃべりながら食べた。この時間は一日のうちで一番好きな時間で、私のスピーキングスキルを一番成長させたのではないかと思っている。

授業は1日4コマあり、アメリカの文化や社会、MLAやAPAという英語論文を書くための書式を学んだ。もちろんすべての授業と友達との会話は英語で行われるのでライティング・リーディングそしてコミュニケーションのスキルは自然と身に付いていった。授業最終日にはアメリカ文化について自分がリサーチしたことを、パワーポイントを使って10分間プレゼンテーションをしなければならなかった。「英語で10分間プレゼンなんて無理」と最初の頃は思っていたが、プレゼン当日は緊張することもなく楽しくすることができた。質問にも答えることができ、気づいたら20分近くもクラスの前に立っていた。宿題は毎日出され、ほとんど翌日には提出しなければならなかった。クラスメイトはもちろん、カフェテリアで勉強に励んでいるUC Davisの学生を見て自然と自分もやらなければ、という気持ちになり勉強する習慣が身についた。

アメリカの大学で一か月生活し、大学院は絶対アメリカに進学するのだ、という気持ちが強くなった。クラスメイトの中に、このプログラムを終えるとアメリカの大学院に進学するという人がいた。その人も私と同じように学生時代に5週間の留学に参加し、その時にアメリカの大学院に進学すると決めて実現させている。今の成績ではアメリカの大学院進学はとても難しい。今回の留学で経験したことをこれからの勉強に活かしてこの夢を実現させたい。